【滋賀県犬上郡】彦根 旅行記⑭親神様のお多賀さん⑶『多賀大社』 / 2023年3月27日

旅行と歴史

わたしのこと

幕末の歴史大〜好き、の みやび ひまり と申します。

歴史に繋がりのある、滋賀県の有名な神社『多賀大社』へ行って来ました!

滋賀県の神社仏閣

「滋賀県は、寺の数が京都より多いんですよ」

彦根で、こんな話を耳にしました、。調べてみると、確かに滋賀県の方が多いです。

【寺院の数】
滋賀県:3198寺院
京都府:3065寺院

これは大変興味深い話で、近江国には知る人ぞ知る歴史が詰まっています。

時の覇者は密接に仏教と絡み合っていて、時の覇者が居を構えた滋賀県に寺院が多いのは、とても頷けます。

一方で、神社の数は京都府が断然多いです。

【神社の数】
滋賀県:1528
京都府:2048

※ 文化庁文化部宗務課「宗教年鑑」調べ

寺院と言うのは、仏教徒の修行場。対して神社は神道、神様の住む所です。

滋賀県には神様が少ない、というより、仏教の伝来が強かった土地なのだろうと思います。

日本神話

お多賀さん①でも書きましたが、多賀大社はイザナギとイザナミを祀った神社です。

『日本書紀』には神話があり、旧約聖書『創世記』アダムとイブの物語のように、、

伊邪那美命(イザナギノミコト)と伊邪那美命(イザナミノミコト)の物語があります。

この2人は兄妹であり、夫婦となり。

神様の子孫である皇族は、その昔一夫多妻で、異母兄妹は結婚も認められてました。

皇族に限らず、有力者も一夫多妻制でしたけど… 身分を重んじ、皇族の血を薄くしない意味もあり、近親婚が推奨されていました。

天地と天武・両天皇の婚姻関係なども、辿るととても面白いです。

私が滋賀県に関心を持ったのは、この方々の歴史にも興味があるからだったりします。それはおいおい。

歴史ばかり書くと、読者の8割が読み飛ばしてしまうので、旅行を書きますよ〜

村山たかと多賀大社

私が多賀大社に興味を持ったのは、『村山たか』という幕末の女性の存在があったから。

大河ドラマ第1作目『花の生涯』のヒロインです。

彼女は、桜田門外の変で暗殺された大老・井伊直弼の愛人だったと言われています。

本名は『加寿江(かずえ)』ですけど、多賀大社所縁の人物であることから、愛称:たか。

この名前が広く知られるようになりました。

近江商人のこと

近江という土地は、武家もさることながら、商人の活躍もめざましい。

近江商人が、日本経済の大きなところを占めていますし…

近江国・彦根が好きな私は、彦根の人との交流も少しづつ広がってきましたけれども

彦根の商売人・魂だって、なかなか面白い。

全然興味が無くても、商売のために細部にまでこだわれちゃう人々なんですもの。

さらに、彦根の店に入り、「アップしますね、紹介しますね」と言って嫌がられた事がない。

彦根の友人とその話題をしていますと、こう言われました。

彦根は商売人の街やから、ブログに書くーゆうて嫌がられた時ないやろ?

そうなんですよ、皆さん「おおきに」「書いてやー」と、大変好意的です。有難い限り。

何が書きたかったか?と言いますと。

この多賀大社付近でも、街の人は歴史にはぜーんぜん興味など無いだろうと思います。

しかし、歴史の立て看板は結構あります。『村山たか』について書かれたものもチラホラ。観光客に親切なんです。

私は歴史だけでなく、こんな近江人の気質も好きですね。笑

多賀大社について、今回の旅の思い出が書けました。さて、また彦根へと戻りましょう!

つづく。

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