「九州へ行って、ラーメンを食べないなんて旅人にはなりたくない！」
昨年11月、鹿児島を訪れた。ごはんについて書いてみようと思う。
わたしのこと
お勧め、鹿児島ラーメン
仕事終わりに鹿児島へ直行、軽食も取らぬまま飛行機とバスに揺られて4時間。
とにかくお腹に食べ物を入れたかった私は、宿泊先のフロントマンに『鹿児島ごはん』お勧めを尋ねてみた。
はじめは繫華街へ行くことを勧められたのだが、私は下戸。
オマケにひとり旅、そしてか弱い貧民である。
「鹿児島なので、ラーメンが食べたいです」
そう伝えると、すぐ近くにあるラーメン屋を紹介してくれた。
『五郎屋』という店だった。
早速行ってみると、先ほど降りた鹿児島空港便バスターミナルの真ん前にある。
徒歩3分ほどで着く。
店内は大変キレイだが、目に見えぬ脂 を感じた。
ああ、私は九州へ来たんだ♬ と嬉しくなった。
この気持ち、きっと九州人にはわかるまい。
鹿児島ラーメン『五郎屋』
何を食べるか、やはり『定番』から。
鹿児島ラーメンというものを知らぬ私は、店主らしき人物を質問責めにする。
『五郎屋』氏は、この旅人にも丁寧に答えてくれたが、もう１年前のこと。
うる覚えだが、記憶を呼び覚まそう。
鹿児島の味
「鹿児島ラーメンも豚骨ですけど、他の九州地方と違って味はアッサリしてますね。麺はこんな感じで‥」
鹿児島ラーメンは、博多のそれに比べるとだいぶ太めに見える。
博多ラーメン
博多の味は、東京でも人気がある。
そのため、九州ラーメンには ボウッとしたイメージがある。
しかしまだ、東京でしか食べたことは無い。
そんな者に、九州ラーメンを語る資格があるのだろうか？
九州人にひっぱたかれる覚悟で、私の心の内を明かしてみよう。
『一蘭』『一風堂』どちらも食べてみた。断然、『一蘭』派である。
そして私は、『バリカタ』が苦手である。麺なのに、ただの粉を食べているような気がしてしまう。
鹿児島ラーメン には、博多のような『バリカタ』という選択肢はない。
九州か、沖縄か
鹿児島は琉球支配が長かったため、ソーキそばに似ているかと思いきや、、沖縄っぽさもない。
それでも、博多ラーメンよりは、沖縄そばに近いように感じる。
私は、東京で食べる沖縄そばには魅力を感じない。けれど、現地で食べる 沖縄そば。
なんて素晴らしい食文化だろう！と感動した。(お気に入りは、こーれーぐーす)
野菜多め、鹿児島ラーメン
「あと、野菜多めなのが特徴です」
『五郎屋』のラーメンには、キャベツがそっと入っていた。
町中華ほどの量ではないけれど、上品さが感じる。
そして 鹿児島ラーメンには、たいてい漬物が添えられるそうだ。
ラーメン、リベンジ！
ラーメンの揚げ葱が、胃を刺激する。
ウッ‥鹿児島ラーメンを堪能し、私には合わないだろう。その時はそう思った。
翌々日、私はまた『五郎屋』を訪れた。
鹿児島ラーメンをリベンジしたかったことと、鹿児島中央バスターミナルにこれほど便利な立地の食事処はココしか無いと思ったからだ。
なんせ方向音痴、キャリーケースも抱えて歩き回りたくないという、なんとも合理的な理由だった。
『五郎屋』のラーメンをひとつ、次はちょい辛・赤を注文。
「う、うまい！！」
五郎屋ラーメン
【私のTwitterより】
ホテルフロントお勧め、五郎屋へ
鹿児島ラーメン＝あっさりラーメン、鹿児島の豚骨。
細すぎないストレート麺＆あっさりで美味しい。
◉白・黒・赤の違い
基本🤍→こってり🖤→辛め❤️21時過ぎて店の客足、途絶えない、人気のラーメン屋！
五郎屋、リベンジ！
私が到着した日。
よくよく考えてみると、ずっと乗り物に乗っていたこと、空きっ腹が長かったことを思い出す。
そうか、ひどい乗り物酔いしていたんだ(笑)
五郎屋のラーメンをリベンジして良かった！鹿児島を誤解するところだった。
鹿児島ごはんの魅力は尽きない。
長くなったので〆、⑵へ続く。
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