【滋賀県彦根市】彦根旅行記⑩ / 近江や蔵、石田三成、彦根、醤油プリン、近江商人

旅行と歴史

わたしのこと

幕末好き、旅行と歴史をこよなく愛する みやび ひまり (雅 陽葵) と申します。

滋賀県と言いますのは『近江牛』が大変有名です。彦根トラベラーの異名を持つ私は、いよいよ憧れの近江牛を、大好きな彦根で食べて来ました🍴✨

近江牛ランチ

就職祝いに近江牛を食べさせてあげよう!そんな提案をしてくれた関西の関西の歴史仲間と、彦根で待ち合わせをしました。

彦根城裏(?)にあります、夢京橋キャッスルロード内『近江や』へ。

友人が店を探してくれて、ここへ行きましょう!と決めました。

三成、推し!

豪華ランチを、彦根のどこよりも安く提供してくれているこの店。しかしコスパだけが魅力じゃないんです。

友人は、戦国時代にも興味があり… 石田三成推しの店としても有名なのが、この『近江や』なんです。

石田三成の築いた、佐和山城。

この城跡も彦根駅から見える位置にあって、石田三成ファンが彦根に観光で訪れることも多いのです。

店に入ると、地元の人か、観光客か、ランチタイムを少し外していたにも関わらず、満席に近い状態でした。

お客さまが多く、店内の写真が撮れませんでしたが、石田三成へのこだわりに溢れた魅力的な内装です。

クッションまでもが石田三成で、ありとあらゆる石田三成を楽しむことが出来ます。

そんな店を見て、友人にひと言。

「店主はきっと、石田三成が大好きなんでしょうね」

石田三成への愛に溢れるこの店、お食事もサービスも良かったけれど、石田三成の記憶が色濃く残っています。

桜田事変のワケ

幕末の歴史にも、面白い近江牛の小噺があります。

江戸・徳川幕府を終わりに向かわせた、桜田事変。(桜田門外ノ変とも)

井伊直弼大老が、水戸の脱藩浪士らに暗殺されたことから幕府の権威が落ちてゆき、政権が変わった、とされています。

その桜田事変、喧嘩の発端は『近江牛』とも語られているのです🐂✨

水戸徳川家と言いますのは、徳川幕府の中でも特別な『御三家』です。

家格はやや落ちるも、彦根藩井伊家は『筆頭譜代』の家柄。

水戸徳川家の分家となった高松徳川家と婚籍を結ぶほど、同程度に近い格式のある藩なのです。

水戸と彦根。

付き合いも深く、時期がくるといつも井伊家は水戸徳川家に『近江牛』を献上していました。

水戸徳川家の御曹司・慶喜公も、豚一さまとあだ名されるほどの肉好き。その父である斉昭公も、肉をこよなく愛する人物でした。

毎年、彦根から届けられる近江牛を楽しみにしていた水戸家。

それが井伊直弼公の時代になると、彦根藩からの近江牛のお届けが無くなってしまいました。

おのれ… 首を落としてくれようぞ!

こうして水戸の斉昭公の食べ物の恨みが、日本中を巻き込む『桜田事変』へと発展していった、というのです。

私は、憧れの近江牛を食べながら、水戸 VS 彦根の桜田事変に思いを馳せていました。

近江や 蔵のオーナー

帰り際、『近江や 蔵』のオーナーと写真をパチリ📸✨ ツーショットを快諾してくださいました。

オーナーは、石田三成のハッピと、ルイヴィトンをお洒落に着こなす抜群のセンス。それもそのはず、他にもアパレル会社をやられてらっしゃるそう。

このポーズは、丸の部分を『オー』立てた3本の指を『ミ』=近江サイン。井伊(良い)ものを見つけたら、このサイン使おう 笑

そして、三成醤油プリンを買いました。

「デブにとって、カレーは飲み物」なんて言葉がありますけど、、、

「オシャレさんにとって、プリンは飲み物」お皿もスプーンも要らず、手軽で食べやすい。ゴミも捨てやすい。

私は、娘のお土産にひとつ買いましたが、新幹線の車内で食べる用にも買えば良かった!と後悔。

食べてよし、見てよし、買ってよし。三方よしの店でしたね〜!いや、歴史よしの四方かな。

彦根で一番有名な近江牛の店は『千なり亭』ですが、この店を選んでくれた友人に感謝。

水戸の皆さんにも食べさせたい、素敵な近江牛の店でした💕😚 喧嘩ダメ 笑

つづく。

あとがき

この日、再会した歴史仲間の話を少々。

まだ私が無職で、先行き不安な頃でした。そういう時は心も弱くなり、悪い人ばかり引き寄せ、嫌な時期でもありました。

そんな時こそ、活路を見出す時!私は借金してまでも、旅をしていました。

お金なんて無いけど、他人は適当な事ばかり。自分の街に来てね、そんな申し出は嬉しくても、金が無いのにどうやって?とも思っていました。

そんな時、ごはんを食べさせてくれたのが、この友人です。養ってもらった、と言う話ではありませんよ 笑

(仕事行くので、続きは後ほど)

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