映画「燃えよ剣」感想
感想は、とても面白かった!
バラガキ(茨のようなトゲのある少年)時代から、プレイボーイ、鬼の副長まで、土方歳三という1人の男の人生を。
そして近藤勇・沖田総司と新選組が流れるように描かれていました。
ストーリーについて
この映画はですね、新選組に起こった事件 が概ね 映されている!と思いました。
青マーカーは、私が選んだ ピックアップ☆シーン。笑
ザッと書き出してみる ☟
【新選組 事件簿】
⑴ 大和屋 焼き打ち事件
⑵ 八月十八日の政変
⑶ 芹沢鴨らの粛清 ☜
⑷ 城升屋事件
⑸ 野口健司 切腹
⑹ 池田屋事件 ☜
⑺ 明保野亭事件
⑻ 禁門の変
⑼ ぜんざい屋事件
⑽ 三条制札事件
⑾ 油小路事件 (御陵衛士 刺殺) ☜
⑿ 天満屋事件
⒀ 近藤勇、負傷 ☜
沖田総司、死亡 (戊辰戦争)
【戊辰戦争】
⑴ 鳥羽・伏見の戦い
⑵ 淀千両松の戦い ☜
⑶ 橋本の戦い
⑷ 甲州勝沼の戦い
⑸ 宇都宮城の戦い
⑹ 白河口の戦い
⑺ 母成峠の戦い
⑻ 箱館・五稜郭
⑼ 二股口の戦い ☜
印象に残ったシーン
芹沢鴨らの粛清事件
オープニングで「芹沢鴨 伊藤英明」と見た時、「えっ、あの 芹沢 鴨?」と驚きました。
芹沢鴨 (せりざわ かも)とは
神道無念流の使い手 (剣豪)、水戸天狗党(攘夷派)の生き残り。
新選組は大きく、近藤派・芹沢派と内部分裂していた。
格式高い水戸藩(徳川御三家)の武士として、町民・農民出身が主な新選組の中で 身分~! を感じさせていた訳ですよ。
そんな芹沢さん、新選組を扱った作品に登場する際に 悪漢・酒乱のイメージで出てくる人物でして。
キラキラッ 伊藤英明 キラキラキラッ の印象とはかけ離れている感じ なのです。
小説の中の「(芹沢鴨は) いちばんの善人かもしれない」(By 沖田総司) のセリフを起用した監督。
作品に対する深い愛が伝わってきました。(「新選組血風録/芹沢鴨の暗殺」より)
芹沢鴨の愛人となった お梅、輪違屋の糸里(いとさと)、吉栄(きちえい) なども登場。
この方々は、暗殺現場となった 壬生の八木邸 に居合わせた女性たちです。
お梅 のエピソードなど、斬られた後は無縁仏にされたとか。
また掘り下げて書いてみたいと思います。今回は割愛っ (残念ですが 涙)
油小路事件
先日、私は京都へ行きまして。「油小路」を歩いてみました。
ココで・・ アレが・・ と、胸ドキドキ。頭バクマツ。コレぞまさしく、油小路のぶらこうじ!
映画にも出てくる、東本願寺にて。
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