都内でタクシー乗務員をしております、みやび と申します。
私はタクシー勤務の日にはいつもお弁当を持参。しかし、ここ最近のこの猛暑!☀️ 車の中に食料を置いておくと、すぐ痛んでしまいます😖😩🍱
仕方がない、どこかで食べてしまおう♪ と諦め、タクシー乗務員のランチ巡り🚕✨
これがまた、楽しい…
タクシーと言うのは、必ずお客さまが居て成り立つ仕事。
お客さまをお送りするとなると、ご自宅や職場など、その人の『ホームグラウンド』へ赴く訳ですから、話が弾むと美味しい店やお勧めの店をたくさん教えて頂けます。
こうして私は、お客さまはじめ職場の仲間達から様々な情報を得て、色々な店にゆき、楽しいことを書こう!と食べ歩きを始めました。
とは言え、何処もかしこも知ってるなんてことはなく、行き当たりばったりの店も多いです。毎度の食事のことですからね。
お客さまの目的地は、どこへ行くのか分からない。そんな時は慣れない土地をネットで調べてから行きます。
顔を合わせて仕入れた情報にハズレがなくとも、誰が書いたのだか分からないものに失敗はつきものです。
この毎出番のランチで、足を運んだ店の情報は溜まってゆく一方。
訪れた店を全て書く気にはならず、紹介する価値、伝えたい!と思って書く、手間暇かけて書きたい店はそれほど多くありません。
しかし、今日の店は直ぐ書かずにはいられない、、🫢🫢🫢
こんなに美味しい店あったの⁉️と思うほどの、絶品ランチの店を見つけてしまいました。👀✨
私の中の5本指に入る名店でしたね〜🤞
いつも書いている通り、私は浅草も好きです。けど、お仕事では東京駅のタクシープールからお乗せするのが1番好きなので、神保町は立地が良いんですよね。
東京駅が近くて、ランチに便利なんです💕
この神保町。
古本の街であり、学生街としても有名です。出版社も多く点在していて、ランチ1,000円ほどでめちゃめちゃ美味しい😋😋
お気に入りは、神保町よしもと漫才劇場の周辺です。駐車場もあるし、行列のできる名店ばかりだし、食べ尽くしちゃいたい、、😆笑
でも今日の店は、作家志望の私にとって浪漫もあるのです…📚✨
何故かと言いますと、ミステリー作家のあの江戸川乱歩が愛してやまない店だったらしいんです。
『天麩羅 はちまき』と言います。
店に入り、カウンターに座りました。注文時には、注文を取りに来た店員さんにこう声をかけてみました。
「すみません。天丼か、天麩羅定食か、どちらか文豪っぽいのをお願いします」
ハテ… と、店員さんが困った様子を見せると、厨房カウンターに居た店主でしょうか? すかさず言葉を添えました。
「注文に迷われているのでしたら、天麩羅定食をお勧めします」
では、そちらを。私は天麩羅定食を頼みました。
店内を見回すと、カウンターに座っていた客の多くは女性でも男性でも、天丼を食べています。
1番人気は天丼なのかな… と思ったりもしましたが、間もなくきた天麩羅定食を食してみて、やっぱりコレで良かった!と嬉しい気持ちになりました。
天麩羅定食 ¥1,000-
この店の天麩羅、サクサクカリッはさることながら、フワッフワなんです😭✨🍤
噛みますでしょ、サクサクッとして、カリッとして、フワッとする。
粉っぽい訳でもないけど、粉がフワッとするような… 子どもの頃の懐かしい記憶が蘇りました。
幼い自分が白粉を軽く叩いたお母さんに抱きしめられている… ほのかに温かくて優しくて、胸が締め付けられるような愛情を感じました。
もう、最っ高ぅぅ😭😭 でした。
江戸川乱歩の言葉を借りますと…
『うつし世はゆめ 夜の夢こそまこと』
現世は虚構、幼い記憶(夢の中)こそ真の自分。
仕事に戻る私は、仮面をつけて生きている。
つまり、はちまき締めて、頑張っている訳です、、
疲れて、泣きたくて、休みたい私は…
この店の天麩羅によって、夜の夢、昔の懐かしかった自分に還るのです。
以上、第1回神保町グルメレポートでした。
つづく。
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