【滋賀県彦根市】井伊直弼を訪ねて⑯本気-マジ-⑶ / 近江ちゃんぽん、信楽焼、彦根グルメ、彦根ごはん

旅行と歴史

わたしのこと

みやび ひまり (雅 陽葵) と申します。

失業中の貧民、『旅行と歴史』の筆者です。

今年は、彦根を巡っていますっ ٩( ”ω” )

⑵ に引き続き、近江ちゃんぽんの店を書いてゆく。

【滋賀県彦根市】井伊直弼を訪ねて⑮本気-マジ-⑵ / 近江ちゃんぽん、彦根グルメ、近江グルメ、彦根ランチ
わたしのこと みやび ひまり (雅 陽葵) と申します。 失業中の貧民、『旅行と歴史』の筆者です。 今年は、彦根を巡っていますっ ٩( ”ω” ) ⑴ から続いて、近江ちゃんぽんの店を書いてゆく。 ...

彦根の方言

昼どきに入ったせいか、店内はほぼ満席。

ここは回転が良く、客が入っては出ていく地元の御用達のようだ。

手早く食事を済ませ、仕事に戻るのだろう。

この旅で、私は2度目の彦根入りとなるのだが、、

彦根の人に話しかけても「標準語で話す」イメージしかない。

彦根の人達が話す様子を、この日、この店で初めて体験した。

… 彦根よ、訛りがひどく強いじゃないか!

前回、彦根に対して「方言の無い人達」と書いてしまったが、とんでもない誤りだった。

この店の客、地元らしき人々を横目に、店内も眺めてみる。

読者には伝わらないかもしれないが、私はこういう店を好み、この雰囲気だと居心地が良い。

気を遣わないで食べられる店だ!

神様を大切に

そして、この店 × 彦根らしさの融合が良い。

信楽焼、これは滋賀県の名産品なのだ。

日本六古窯(にほんろっこよう)のひとつとして、焼き物好きにも有名である。

私としては、井伊直弼の「湖東焼き」に惹かれるが、、こちらはまた改めて書くこととする。

信楽焼の狸は、「他を抜く」=「た・ぬき」と弦を担ぐことから、商売繁盛の意味を持つ。

さらには龍神も、水をつかさどる神として名高い。

店の外観を見た時は、茨城に似ていると思ったけれど… 本気の店主、洒落てるなぁ〜と感心してしまった。

盛り塩をしている店や、熊手を飾る店は、金を払う側としても気持ちが良い。

明るい店主と、学生と

すみません、写真を撮らせていただいてもよろしいでしょうか?

アルバイトらしき、若い店員に話しかけてみた。

あ、はーい。 (厨房の店主に向かって) 写真、撮らせてもらっても良いですか〜?

すると、近江ちゃんぽん協会ホームページに 怖い顔の店主として掲載されているあの人が、お茶目にVサインをして、こちらに顔を見せてくれた。

(心の声) 面白いなぁ〜 笑

ハニカミ屋な私は、ニコッと笑い返すので精一杯。

しかし心は軽くなった。店の明るい雰囲気に、ホッと一安心。

先ほどの若い店員に、店のお薦めを尋ねてみる。

初めて来たのですが、まず一番に食べるなら、どれがお勧めですか?

それなら…と、若い店員はシンプルな『チャンポン¥750-』を勧めてくれた。

となり隣の客を見ると、女性は主に単品、男性はガッツリなセットを食べている。

セットはセットで、価格とボリュームに満足だけど、、

ちゃんと女性客に配慮した、若い店員の回答が嬉しい。私は彼の勧めの通り、チャンポンを注文した。

彦根を語る人

ランチタイムの混雑も少し緩和してきたようだ。もう14時に近い。

若い店員の手も空いてきた、また話しかけてみよう。

彦根は、2回目なんです

今日は、彦根城と博物館をメインに見る予定である。と伝えてみた。

若い店員は、キレイな標準語で話しており、彦根出身ではないとのこと。

しかし、エラく彦根に詳しい!

それもそのはず、時間があると彦根のあちこちを巡っているようだ。

私、赤備えで来たんです 笑」

そう言うと、若い店員は嬉しそうに笑った。

おーっ、ウケてる! この店員も、彦根の歴史を知っていると言うことだ。

僕は、大学から彦根に来たので、、」

ヨシ、色々と話してみよう。

岐阜大学の、学生さんですか?

‥‥滋賀大学です

なんという致命的なミス!

私の彦根好き、怪しく思われたな。(〃ノωノ)ハズイ

滋賀大学は、近江商人の流れを汲んでいて優秀ですよね。教授も良い人が居るそうで

一瞬、キョトンとした顔を見せたが、若い店員はすぐさま答えた。

はい。僕は、経済学部なんです

彼との面白い会話を書きたいが、長くなったので、一度〆。

近江ちゃんぽんの感想も、次に回そう。

⑷ へ、つづく。

あとがき

一度目の彦根来訪から、私なりに関連の本を読みました。立ち読みですが、ガイドブックなども…

でも、読者コメントほど、学べるものはありません。

そのやり取りを通じて、彦根で暮らす人は、彦根をとても愛していると感じます。

この彦根旅の投稿も、そんな人達が読んでくれていることを意識して、恥ずかしくない情報を書きたいものです。

いや… 外部の人間が、何も知らずに書くから、面白いのかな?笑

私の、彦根めぐりは続きます。

読者からの情報

ハニカミ屋さんいつも有難うございます。「他を抜く」は知りませんでした。これを食べなくて滋賀は語れない絶品があります。多分お口に合わないと思いますが「鮒寿司」です。寿司と書いていますが一般に言われている寿司ではありません。昔は一般家庭で作っていましたが今は高級品です。

彦根は種々ラーメンも充実しています。和洋中の美味しい店も点在しています。・・・・しかし「岐阜大学」は大暴投、あるいは返しの難しいツッコミですね(^◇^;)

確かに、滋賀県の人は標準語を話しますね!それは、土地柄江戸から京都、大阪の通り道、北陸にも行けます。そう言う土地柄は、なまりは合っても、標準語も話せるのではないでしょうか?千葉や茨城の方が、なまりがヒドイです。街道があまり無いからです。

石垣と鉄砲で有名な土地ですよ!大垣とか、小説になってます。近江を制すのが日本を制すと、戦国時代から言われてます。

近江商人、三方良しですね。歴史とグルメ紀行、次回はどこ?

楽しく拝読させて戴きました

近江チャンポンは過去に隣に座った地元の常連客の食べ方(女性)に驚きました!何と、卓上の酢をチャンポンの上からクルリと三周も掛けたんです( ゜o゜)( ゜o゜)( ゜o゜)隣の小生は思わずむせました・・・
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