あとがき
安倍元総理の国葬問題は、コメントを差し控えます。
大老・井伊直弼が暗殺されてしまった、幕末の大事件『桜田門外の変』
大老の死をひた隠しにし、ルールに基づき 死亡届 を出させた幕府。
国民の信頼を得ているか? 人心を掌握しているか?
やり方は違えど、幕末の志士は「良い国、良い日本」を目指していた。
あの時代を生きた人達は皆、国を憂いていた。
「良い国、良い日本」宣伝と言葉と票ではなく、やっぱり行動を見守りたい。
政党のごり押しで、歪みが生じて‥とならないよう、願います。令和の桜田事変。
みやび拝
読者からの情報
幕末の政治
阿部ノミクスですか
阿部正弘
井伊直弼の部屋住の立場から予期せね藩主への抜擢!阿部正弘は悩み多き老中で幕末を加速させた行動をみせた人のようですね!
井伊と阿部
メチャクチャ探ってみたい幕末の発端の二人だと思っています。
「朝廷」復古の大号令
現在、NHKの大河『鎌倉殿の十三人』は、承久の変の直前を放映中。この承久の変で、朝廷は完全に武家政権に政治権力を開け渡しました。その後、建武の新政や安土・桃山で多少の復活はあったものの、朝廷は沈みっぱなし。これを復活させ幕府に対抗できるまでにしたのが、ご存知、水戸のご老公・徳川光圀。光圀の『大日本史』編纂の過程で生じた水戸学が、朝廷優位を喧伝し広めてしまった。そしてその流れが、幕府に対する水戸藩の反逆に結びつくところが、歴史の皮肉と面白さ。結果的に、井伊直弼の敵は水戸黄門だったワケですなあ。
尾張公
その黄門様のアドバイザー役が尾張の義直公。維新の際に尾張藩の意思決定が倒幕を決定づけたのでしたねぇ――。画像:湊川神社の楠公墓所に立つ光圀公の像・・近代屈指の彫刻家 平櫛田中の作です。
高須4兄弟
岐阜県海津市に尾張藩の御三家・御三卿に匹敵する、高須藩がありました。つまり、尾張藩の血統が途切れないための安全装置です。高須藩出身で幕末に活躍したのが、『高須4兄弟』と呼ばれる、徳川慶勝・一橋茂栄・松平容保・松平定敬です。私は岐阜県出身なので彼らに愛着は感じますが、多分、全員江戸育ちで岐阜の田舎に棲んだことなど無いでしょうね。
茶歌鼓と禅
小説で書かれてるような、禅的でストイックな雰囲気は有りましたか?
心打つ小説と琵琶湖
小説で読んだ「余呉湖」。訪れた時には感動しました。
歴史旅、夢気分
いつも読ませて頂いております。多くの人にとって旅が名所、グルメ巡りとなっているご時世に、旅先で足を止めてその地の歴史の香りを愉しむ–旅のもう一ッの楽しみ方を教えて頂き有難う。みやびさん、これからも期待しています。
全ては埋木舎から始まった
第五作目も楽しく拝読させていただきました。いつもながらの健筆にただただ感謝でございます。井伊直弼の知られざる一面を知りとっても有意義でございます。ただの政治家ではなかったのですね。全ては埋木舎から始まることを改めて気付かされます!あと「阿部ノミクス」には笑いました。貴女の文才を垣間見た瞬間ですね!歴史探偵、楽しく読ませていただいています。
彦根観光、埋もれた場所
昨年、彦根城を尋ねましたが、埋木舎に目も向けないまま。
新聞、号外!
「幕末なるほど新聞」号外を買いました!(笑)
(Facebook・Twitterにて、受付中!)
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