【京都府京都市】清水寺 / 旅行記:音羽山、名前の由来

国内旅行:京都府京都市

名前の由来

その名の通り。

清い、水の寺

むか~し、昔の本によりますと。(『清水寺縁起』続群書類従)

賢心(けんしん)と言う人が居まして。

「北へ清泉を求めて行け」と、夢でお告げを受けたことが始まりだそう。

夢の通り、北へ向かい、音羽山(清水寺のある山)で、清らかな水の滝 を見つけます。

そして、ここで修行をしているお爺さん(行叡居士)と出会い、木を渡され、頼みごとを受けます。

「この木で、千手観音像 を彫り、この地を守ってくれ」

賢心が見つけた水の滝は、その後「音羽の瀧(滝)」と呼ばれ、現在も水が沸いています。

さて、夢から2年。

音羽山を訪れた 坂上田村麻呂 は 音羽の瀧賢心 と出会います。

賢心は 坂上田村麻呂 に観音霊地での殺生を戒め、観世音菩薩の功徳を説きました。

その教えに深く感銘を受けた 坂上田村麻呂 は、千手観世音菩薩を御本尊として寺院を建立。

音羽の瀧 (清い水) にちなんで 清水寺 と名付けたのです。

清水寺

ユネスコ世界遺産

ご利益:子授け、縁結び、五穀豊穣
御祭神:千手観音(本尊)

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