【京都府京都市】六道珍皇寺② / 怪談:六道まいり、冥途の入り口、あの世とこの世、鳥野辺

旅行と歴史

六道とは、仏教の説く死後の世界。

『六道輪廻』

生前の業によ『冥界の六道』いずれかに堕ちる

この珍皇寺には、冥界へと繋がる道がある

わたしのこと

みやび ひまり ( 陽葵) と申します。

怪談たずねて、はるばる京都まで!٩( ”ω” )و

日本中あちこち、心霊を巡っています。

小野 篁とは

六道珍皇寺を歩く前に、『小野 篁』を紹介したい。

小野篁 = おのの たかむら

平安時代に生き、閻魔大王に仕えたとされる人物である。

初めてその名を聞いた時。

ハァ、たかむら? 3階級制覇した、世界チャンピオンしか知らないんだけど。

その程度に思っていた。

六道珍皇寺を訪れ、デカデカと書かれた名前を目にする。

小野篁卿

一体、何をした人物なのだろう?

疑問に思った私は、オフ会の仲間に、小野篁なる人物を訪ねてみた。

「閻魔大王に仕えていた、くらいしか知らないな」

えっっ? 閻魔大王??

さらに話を聞く。

小野篁は、平安時代の官史だった。

彼にはもうひとつ身分があり、冥界の役人である、、

昼は、帝の座す御所へ。

夜になると冥界へ赴き、閻魔庁でも働いていたという。

そのため、冥界とのパイプが強い。

彼に頼むと、冥界から蘇ることができる と囁かれた。

罪深き人々を書いた源氏物語の作者・紫式部も、この小野篁の計らいで地獄行きを免れたそうだ。

逸話を裏付けるようかのように、両人の墓は並んで建てられている。

冥界の入り口

『六道珍皇寺』には、冥界へ行くための道がある。

この階段を上がり、、ヨイショよいしょ、怪談ヒーコラ。

そりゃー 階段、だろってね。

右手奥に見えるのが『冥途通いの井戸』

ここから夜毎、冥界へと通った小野篁。

まさかこの井戸が、あの世とこの世を結んでいるとは!

私はどうしても、机の引き出しの時空空間を思い出さずにはいられない。

冥界で働き始めたワケ

そもそも、小野篁は、はじめから冥界の仕いだったのだろうか?

答えは、否。

小野篁は母御の霊に会わんと、この井戸を潜った。

なんだか神秘的な人物だが、、

彼は冥界生まれの冥界育ちではなく、人間界から冥界へ行き、何があったか、冥界でも働くことになったようだ。

スッカリ前置きが長くなってしまった。

それでは、冥界の入り口『六道珍皇寺』中へと足を運んでみよう。

あとがき

私には、ハタチ過ぎの娘が居ます。

こんな年頃ですから、母さんのブログなど読んでくれません。

しかし、怖い話は大好き。

「怪談なら読んであげても良いけど」と言ってくれます。

思い出すのは、あの手塚治虫。

息子の眞さんが大の妖怪ファン・水木しげるファンだったそうで、

「僕にもあの位、書けるさっ」

そこから手塚治虫は、怪奇漫画『どろろ』を書き始めたそうです。

私も、心霊スポットを巡り、怪談を書くものの、、、

娘のような怪談ファンの心には及ばす、悪戦苦闘中。

それでも神秘的な話は好きなので、そこをベースに、怪談を書いていきたいと思います。

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