平安の、よくある話
平安時代は、通い婚 & 重婚 が許されていました。
だから・・
「好きだから、あの女の家へ行く」
「飽きたから、違う女を口説く」
こーんな、感覚ですよね。
夫に新しい女が出来ても、法律で裁かれません。
苦しい、辛い、悲しい、憎い!
そんな気持ちを抱えた妻は・・
つまり、呪いをかけて、相手の仲を壊すのです。
ギャ────∑(゚Д゚; )────ァァッ!!
ここで、ちょっと小噺。
和泉式部 という、モテモテ女性が居ましてね。
新しい女へと、乗り換えた夫に・・
駆け足、和泉式部
和泉式部 は、30代半ばで 藤原保昌 と結婚。
20歳の年齢差がある2人ですが・・
保昌さん、妻に飽きてしまったようで。
新しい女を作ってしまいます。
和泉式部は、歌人ですから・・
男に忘れられて 侍りけるころ、
貴船にまゐりて、
御手洗川に 蛍のとび侍りしを見て
こんな歌を、詠んでいます。
もの思へば 沢の蛍も わが身より
あくがれいづる魂かとぞ見る
後拾遺和歌集 第二十 雑六 1163番歌
現代訳☝ 「蛍見て、自分の生霊かと思ったよ~!」
プレーガールとして名を馳せた有名歌人・和泉式部。
貴船神社を、詣でました。
☝ 和泉式部の歌碑
夫婦和合
夫の愛を取り戻したいと願った 和泉式部。
凄いんですよ! 奥さんっ
モテる女性は、やっぱり違う。
この貴船神社で、夫婦和合の儀式 を行いました。
こんなの☟
「夫の愛を取り戻すため」の呪詛法
巫女が、赤い幣など立て巡らせて、作法を行う。
その後、鼓を打ち、着物の裾をまくり、陰部を叩く。
エロスを感じる儀式・・
巫女が、祈りの一環として
女性の○○○を、さらすように命じました。
○○○が、魅力的だから・・
それを求めて、夫が戻ってくるように・・
結果、夫の愛を取り戻すことに成功。
儀式を陰で見ていた夫は、感動し、
妻を深く愛するようになったそう。
わたくしは、このハナシを読み。
『それ・・ 男の 〇❍〇ズムに、刺さった?』
☝ こーんな、邪推をしちゃいました。
いつの時代も、人間って面白いですよね。
みやびと夫婦和合
えっ、みやびも、儀式したか?
(*≧∀≦*)キクナヨッ
でも、わたくしも同様に。
夫の心を取り戻したくて、貴船神社へ行ったのです。
わたくしのことは、あとがきで。
貴船神社を、周りますよ~ん♬
次「縁結び社」☞
コメント