【東京都台東区】吉原・桜なべ『中江』その② / 浅草グルメ、吉原グルメ、馬肉、桜鍋

旅行と歴史

東京都内でタクシー乗務員をしております、みやび と申します。

前回、吉原の桜なべ・中江に行った話を書きました。(娘とのごはん会、第1回目)

あれから、その投稿を見てくださった四代目中江さんとのご縁が繋がり、今回は会社の仲間を誘って中江・歴史イベントに参加させて頂きました✌️✨

私には歴史繋がりの友人も多いので、イベントのことも書きたい…

しかし先ずは桜なべグルメの話を。✨

この度のイベントの話を持ちかけてみると、参加希望をいち早く出してくれたのは、なんと20代男子の仲間たちでした。(他に30代前半の参加希望者も)

私は歴史好きなお父さん世代の参加が多いかな?と思っていましたけど、予想に反して若者達こそ『桜なべを食べてみたい』と思ってくれていたそう。

漫画『鬼滅の刃』や『るろうに剣心』の世界観が、吉原・桜なべ中江には程よく残っていますから、憧れも分かる気がいたします。☝️✨

講演会の後、ツアー参加者は吉原散策をし、土手通り沿いにある吉原・桜なべ中江の本店へ。

桜なべの鍋は、鉄鍋で小ぶりです。それはせっかちな江戸っ子が鍋の煮えるのを待ち切れぬため、このようなサイズとなっているそうです。

写真のご馳走を目の前に、私達はもうお腹ぺこぺこ。

私の仲間は、とにかく酒好きが多い!そのため、素晴らしいご馳走を前に「別料金で構わないから、ビール!ビール!」とアルコールを所望。✨

私は下戸ですが、仲間が飲みを含めてイベントを楽しんでくれて何より。誰も自家用車で来なかったから、飲む気満々なのも伝わってきてました❌

ここで、桜なべの美味しい食べ方も書いておきます。

前回いただいた時も、美味しいと思ってはいたのですが、四代目中江さんに伝授された食べ方をやってみますと、もう極上の味を楽しめます…✨

それは「お肉はサッと煮るだけ」つまり「桜肉は、桜色の残るうちに食べる」ということ。

そうして食べることで、美味しい肉が至高の桜肉に変わりますから… 絶対、煮過ぎないでいただきたい。♨️

頬っぺたが落ちそう… なんて言いますけど、桜なべでちゃんと頬っぺたを落として帰って欲しいのでね。皆さんが食べる際も、桜色で食べてくださいよ!笑

それから、桜なべ体験2度目の私は、先輩風を吹かせまして。3つの小皿に注目…

「全然映えてないんだけど、私はコレめっちゃ好き… 馬肉の佃煮‼️」

1番右の、美味しそうに見えない小皿を指差しますと、皆に笑われてしまいました。

「こんなに美味しそうに見えるのに」

「(御膳を)見た瞬間、絶対美味しいヤツ‼️って思った」

「酒呑みにとってはコレこそ❗️アテだよ」

今思えば、私が前回投稿した時にも「映えてない?美味しそうに見えるよー」ってコメントもらっていたんですよね。

下戸のグルメレポーターは、大人グルメの魅力に気が付かなかった恥ずかしいやら、可笑しいやら。

そんな佃煮サンも、桜なべ同様に美味しく楽しくいただきました。✌️✨

今回のイベントで特別に提供されたのは、味噌田楽の豆腐と、煎り酒です。

桜なべは、とき卵に付けて食べるのが主流。しかし今回、常備の醤油ととき卵だけでなく、煎り酒も楽しめました❗️✨

この煎り酒…出汁?醤油?なんていう味か表現するのも難しいのですが、とにかく絶品

醤油や卵でも食べてみるのですが、またこの煎り酒で食べたくなってしまうのです。いつまでも堪能していたい味と言いますか。✨

今回のテーマである江戸の食文化、江戸の食卓というと、一汁一菜かなぁ?なんて思ってましたし、四つ脚(肉)を食べず、牛乳も飲まず、質素なイメージでしたけどね。

この煎り酒を食べてしまうと、江戸のごはんって実はめちゃくちゃ美味しかったのかもしれない!なんて考えちゃいました。

今回のイベントで講演をしてくださった車 浮代先生は、江戸の食事も研究なされている方。

食事でのお席が遠かったので、食を伺うことは叶いませんでしたが… 色(春画)の面白話は、伺いましたよ️✨

コレも是非皆さんにお伝えしたい話ですので、お楽しみに!

もうひとつの目玉、味噌田楽を皆で食べた際には、名古屋の話題で盛り上がってた気がします。

江戸の味を再現した味噌で、濃くてもしょっぱ過ぎない味だったと記憶してますが、歓談がつい楽しくて… 笑

味噌だけに、私は私の知識の手前味噌で、仲間の大事なコメントを聞き漏らす… 残念。

さて以前の投稿で、中江さんを「蹴っ飛ばし」とユニークな表現で呼んでいた方が印象的でしたね。

今回の桜鍋を楽しむ会では、桜の意味も判明したので、書いておきます。

江戸時代は、豚や牛はおろか四つ脚を食べない… とされていたのは、宗教的な理由から。しかし実際は、呼び名を変えて食していたそうです。

猪を「牡丹(ぼたん)」または「山鯨(やまくじら)」、鹿を「紅葉(もみじ)」

そして馬を「桜(さくら)」と呼んでいたことから、今でも馬鍋を桜なべと呼ぶそうです。

隠語なんですねー!若い男の子に教えてもらいました。アハ

皆さんならご存知かもしれませんね。

まだまだ、私には知らないことばかり。こうして色んな体験をして、老若男女問わず沢山の人の話を聞いて、成長できたら良いなぁと思います。

馬力をつけて、馬ウマの旨鍋でした。美味し 素晴らしい1日となりました!

続く。

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