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ムスリム・スリムのHANA TAJIMA
HANA TAJIMA って？
HANA TAJIMA のこだわり
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ムスリム・スリムのHANA TAJIMA

ユニクロには様々なコラボ商品がありますが、ムスリムファッションの HANA TAJIMA は知っていますか？

実はこの HANA TAJIMA、ブログで独自のファッションを発表し一躍有名になった、私の憧れの女性です。

HANA TAJIMA って？

父親が日本人、母親がイギリス人。イギリスで育ちました。本人は17歳でイスラム教に改宗。

HANA TAJIMA は、自身のブログにて “ムスリム女性のためのファッション” を着て、発信しました。イスラム教の戒律を守りながら女性の美しさを引き出すと言う斬新さが注目され、ユニクロのデザイナーとなり、世界に知られる女性となりました。

HANA TAJIMA がデザインするヒジャブやワンピースは、ムスリム女性らしい美しさをファッショナブルに表現しています。

実は私、まだ10代の頃にイスラム教徒の多いエジプトへ行ったことがあります。ムスリム女性って真っ黒な服を着ている印象はありませんか？

日本では、理科の実験で “白は光を弾く”、”黒は光を通す” と学びます。でも実際には紫外線を通しにくいのは黒だそうです。ムスリムの女性は熱を通し、紫外線を弾く服を着て、快適な衣服を着ていたのです。

ユニクロのエアリズムは、まず快適さが売りですよね。HANA TAJIMA とのコラボはとても素晴らしいと思いました。

最近では、イタリアのハイブランド、ドルチェ＆ガッバーナもなどでも可愛くオシャレなヒジャブを発表しています。花柄の素敵なヒジャブ、ムスリムでない私達も着てみたくなりますよね！

HANA TAJIMA 曰く「西洋とイスラムの美は散文と韻文の違いがあります」ヒジャブをかぶることで内なる美を出そうというわけです。「ケバブ料理が欧米を席巻しているのに、その逆はいけないのでしょうか」と話しています。日本、イギリスの血を持ち、更にムスリムの HANA TAJIMA。イギリスならではのセンスと、アジア女性の美、ムスリム女性のファッションを新しい形で作り上げています。

HANA TAJIMA のこだわり

自身もイスラム教徒であるハナ・タジマさんが、年齢・人種・文化・信仰にかかわらず、あらゆる女性が楽しめるような快適でエレガントなウェアを提案する「ハナ・タジマ・フォー・ユニクロ（HANA TAJIMA FOR UNIQLO）」。全身を布で覆うムスリム女性たちが身につけられるヒジャブ（ヘッドスカーフ）やロング丈ワンピース、長袖トップス、パンツなどが揃いますが、実は大人の女性に似合う素敵なデザインで、しかも高品質&リーズナブルな安定のユニクロ（UNIQLO）クォリティのウェアが多いんです！　肌の露出面積が少ないので、オフィスをはじめ、ドレスコードの厳しいTPPOに対応してくれます。
また、東南アジアや中東など、暑い国で暮らすムスリムのみなさんが少しでも快適に着られるよう、コットンやシルクなどの天然素材をミックスした生地や、エアリズムなど吸汗・透湿・抗菌・防臭に優れた丈夫な高機能素材をうまく取り入れているのも◎。我々ファッションエディターやスタイリストなど、おしゃれプロにもたくさんのファンを抱える名コラボなんです！

「身体というのは静的なものではなく、動きを伴いながら成長し、常に変化を続けています。私たちはそのような微妙なうつろいを日々体感しているのではないでしょうか。私はこれらの変化に向き合い、呼応するような服をデザインしたいと思いました。毎日の装いを通じ、服を着る喜びと楽しさを感じてもらいたい。一つひとつの服が着る人に寄り添い、永く愛されるものであってもらいたい。日々身に纏う服が私たちの身体に心地よく馴染み美しさをもたらしますように。」

ユニクロは英国出身のファッションデザイナー、ハナ・タジマ氏とコラボしたライン「ハナタジマフォーユニクロ」の日本国内販売を2016年6月30日に開始した。同コレクションは2015年秋冬からマレーシア、シンガポール、インドネシア、タイで発売。2016年春夏にはフィリピン、米国、英国へと販路を拡大し、東南アジアのみならず欧米でも好評を得たことから日本での発売に踏み切った。今秋冬からは中国、韓国でも展開するという。

　特徴は、イスラム教徒（ムスリム）の女性が着用する伝統的なファッションを取り入れていること。ヒジャブ（頭髪や体を隠すための布）やカバヤ（ロングカーディガンのような上着）などがその代表だ。ユニクロが提案する「ライフウエア」のコンセプトに基づき、機能性とファッション性を兼ね備えたデイリーウエアとして提案されている。

　ムスリムファッションという新たなジャンルに取り組んだ理由について、ユニクロを展開するファーストリテイリングの勝田幸宏執行役員は「2年前、アセアンマーケットを拡大していくなかで、従来のラインだけでは対応できないことに気づいた。ムスリムファッションは保守的な女性らしさを追求しながらも快適性を求める点でユニクロと共通している。新しい文化と我々のものづくりを融合したことで、これまでになかった着こなしや使い方があることを日本人にも知ってほしい」と話す。

　同社のアセアンビジネスは、2009年のシンガポール進出を皮切りにスタート。2010年にマレーシア、2011年にタイ、2012年にフィリピン、2013年にインドネシアと着実に拡大してきた。2016年3月期末時点の店舗数は、シンガポールに24店舗、マレーシアに33店舗、タイに30店舗、フィリピンに27店舗、インドネシアに9店舗を展開。今後も、海外ユニクロ事業の成長ドライバーとして大量出店による拡大戦略を継続する予定だ。　

　ただ、アセアン地域にはイスラム教徒が多く、ムスリムファッションを展開するのは必然といえるが、イスラム教徒の少ない日本で果たして需要があるのだろうか。日本で展開する背景を探った。