祟りを恐れ・・
祟り神
どーして、この神社「日本、最強!」なのでしょう?
それは、神社の神様=ご祭神 にあるのです。
安井金毘羅宮 ご祭神
~ 崇徳上皇(すとくじょうこう) ~
崇徳上皇、ご存知でしょうか?
歴史+オカルト本に必ずってほど、名が挙がる御方。
どんな御方かと言いますと、日本の天皇で あらしゃった御方でして。
経典に自らの血で恨みを記し・・・怨霊として有名なのです。
愛人の住まう地
この崇徳上皇に、寵愛された女性。
阿波内侍(あわのないし)と言いまして。
安井金毘羅宮のあるこの場所に、住まわせていました。
崇徳上皇が、戦に敗れ・・ 亡くなり(崩御)・・
阿波内侍は、ここに肖像画(御尊影)を祀りました。
崇徳上皇からいただいた(賜った)品でございます。
駆け足、崇徳上皇
崇徳上皇は、父・鳥羽上皇から疎まれた皇子。
コイツ俺の子じゃないっ、と思われていたからです。
崇徳上皇の父と噂される人物は、なんと曾祖父。ひいおじいちゃん。
すごい権力を持つ曾祖父の元、崇徳上皇 は5歳で天皇に即位します。
・: *:・: * コワイヨ (゚ロ゚*) ケンリョク ・: *:・: *
曾祖父ですからね・・ 先立つ日がきます。
待ってました!とばかりに、父・鳥羽上皇。
崇徳上皇(天皇)を退位させ、別の妃との皇子を天皇にしてしまいます。
崇徳上皇は・・我慢し・・我慢し・・摂関家・藤原の兄弟喧嘩に加担します。
保元の乱、勃発!!
ここから、うわぁ・・
2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に回想が出てくる?!
崇徳上皇 は、この戦で負けてしまい、讃岐 へ流罪。
隠遁生活の崇徳上皇は、3年ほど経った頃、時の後白河天皇に願いを出します。
「高野山はじめ、仏閣に経典を納めたいですぅ」
この希望を、後白河天皇は、拒否。
それを知った崇徳上皇は、大激怒!!!(# ゚Д゚)
舌をかみ切り、その血で呪詛を書きました。
「この経典を三悪道に投げ、大魔王となってやるぅぅぅ」
「天皇を平民に落とし、民を天皇に取って代わらせるぅ!」(日本国の大魔縁となり、皇を取って民となし、民を皇となさん)
崇徳より
そして、崇徳上皇 が亡くなった後、都では 大火事・疫病が相次ぎ、皇族の不幸も重なります。
呪いが、今よりもずっと影響力を持っていた時代はもちろんのこと。
あの明治天皇も、崇徳上皇の怨霊 を恐れていたのです。
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