中の家 (なかんち)
そろそろ、ふりがな 外しますよ・・なかんち って、読んでくださいねw
建物でみる 中の家
デデーーッン!!
現存する 中の家 の建物は、渋沢栄一の妹・てい が建てた家。
渋沢栄一でなく、妹が婿を取って、中の家を継ぎました。
このハナシ・・辿ってみますと。
渋沢栄一の父・市郎右衛門。あの「とっさま」も、中の家のお婿さん。
この 血洗島 って土地に行きますとね。
中の家だけでなく、東の家、西の家、前の家、遠前の家、新屋敷、といった渋沢家の親族が並んでいます。
そして、中の家 に生まれた娘は、渋沢栄一の母・えい。「かっさま」
渋沢家の親族
本家:中の家
中心の家で、中の家。つまり本家。
ですが、大河ドラマに「(伯父の)宗助さんの方が金持ち」なんてセリフが出てきます。
宗助オジサン☟ こんな人を覚えてますか?
宗助さんは 東の家(ひがしんち) の当主。
東の家は、一族の中でも 商売上手 だったようで、本家を超える金持ちとなっていきました。
東の家の兄弟
ドストエフスキーを、思い出させるようなタイトル。
東の家の兄弟
長男・東の家:宗助
次男・新屋敷:文平(文左衛門)
三男・中の家:元助(安邦/新七郎)
そして娘・やゑ は 尾高家に嫁いで、惇忠、長七郎、お千代、平九郎 を産んでいます。
市郎右衛門とは、中の家 当主 のこと。
栄一の父の名前は、元助( 新七郎/安邦)” と言います。
そして 文平が、喜作のパパ。従兄弟とは、父方なのです。
この渋沢栄一のパパ「とっさま」は、東の家に次ぐ 財産を築き、家を再興させました。
この父の子、だからこそ・・渋沢栄一なんですっ
渋沢栄一は、金持ちにございまするっ
渋沢栄一の生家、とっても大きいです。
ドラマの中の「(渋沢栄一は)武士じゃない」みたいなセリフ、覚えていますか?
渋沢栄一は、農家であり商人に生まれた、お坊ちゃま。
特権階級
江戸時代の身分を表す言葉として、士農工商がありますよね。
士農工商 とは
1位 武士 (皆を守るんだから、偉いだろっ)
2位 農民 (米を作ってるんだから、偉いだろっ)
3位 職人 (物を作ってるんだから、偉いだろっ)
4位 商人 (皆の仕事をお金にするんだから・・)
1位と2位、差は「苗字」。
苗字帯刀と言って、武士にしか苗字はなく、刀を持つことも許されませんでした。
しかし、一部の農民や商人は、苗字帯刀を許されてたりするのです。
はい、”渋沢” は、苗字ですよね~っ
ちなみに、渋沢栄一の血族は ”澁沢” と書くそうです。現地の人が教えてくれました。
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