わたしのこと
東京から、滋賀の魅力を発信します💕
しがフェスタ
先日、東京に居て滋賀県を楽しめる『しがフェスタ』へ行ってきました!
私はこんな投稿をメインに書いていますから、滋賀県人さんからの情報をお寄せいただくことも増えてきました。
「滋賀県って、グルメないでしょ〜」
そんなお声もいただきましたが、いっぱいあります。私が見つけた滋賀県グルメを伝えてゆきますよ〜!
土山のお茶
今回は、土山のお茶を紹介いたしましょう。
まず、土山との出逢いから。滋賀の魅力を伝えるイベントですから、特産品ブースなどもありました。
イベントはじめ、しがフェスタ会場に到着したばかりの私に声をかけてくれたのは、土山ブースのお兄さん。
ひこにゃんの出没時間をキャスト側資料で確認し、いつ登場するか教えてくれまして。
「良かったら、ほうじ茶飲んでくださいね」
関東人ではないアクセントながら、標準語で勧めてくれました。
外向き彦根とでも申しましょうか、大抵の方は、外部の人には意図的に標準語で話してくれてる気がします。
前回紹介した、やり手女社長はバリバリ彦根弁でしたけど…
高級ほうじ茶
お兄さんからいただいた試飲の茶は、ほうじ茶。
普段、コンビニのほうじ茶くらいしか飲んでない私は、このほうじ茶の美味しさに驚きました。
こう… なんていうか、香ばしいんです。
一口、口に含みますでしょ? すると、コンビニほうじ茶のようにベタッとする感じがなく… 澄み切った香ばしさが、ジワッと広がるんです。
緑茶だとペットボトルでもかなり美味しくなってますけど、それでも茶葉には敵いませんよね。
書いてる今も、またあのほうじ茶飲みたい〜って思えるほどです。
茶の歴史
滋賀県とお茶、こんな話もあります🍵✨
彦根と言えばやはり井伊家。石田三成も、人気が高いです。彼は滋賀県の出身で、長浜生まれ、彦根に城を構えていました。
この三成。秀吉との馴れ初めは、お茶で語り継がれています。(諸説あり)
秀吉と三成
【三献茶】
石田三成は、ある寺の小僧だった。秀吉は一日放鷹に出て、喉が渇いた。秀吉は三成がいる寺に着く。
「誰かいないか。茶を点てて持って来てくれないか」と頼んだ。すると、三成が大きな茶碗に七・八分目にぬるい茶を点ててきたので、秀吉はこれを飲む。「これはうまい。もう一杯」と所望した。
三成は茶を点ててきたが、今度は前よりも少し熱くして茶碗の半分より少な目だった。
秀吉はこれを飲むと、試しに「もう一杯」と所望した。三成は、小さな茶碗に少し濃く茶を点てた。秀吉はこれを飲むと、三成の心遣いに感じ入った。
そこで、寺の住職に頼み込んで、「三成には才覚があるので、少しずつ取り立てて奉行職を授けたい」と言ったという。
ようは、お客様にただお茶を出すのではなく、三成は、相手の気持ちをよく考えて出したのです。
1杯目は、ガブガブ飲める茶
2杯目は、楽しめる茶
3杯目は、味わえる茶
土山ブース
さて、土山の茶に話を戻しましょう。
土山のお兄さん達、気さくで親切でしたが… 商品知識が弱いっ!
美味しいほうじ茶を買うかどうか悩みました。当時無職の私は、無料で貰える緑茶を期待し、滋賀県紹介ブースに移ってしまいました。
新潟と彦根
滋賀県パンフレットを眺めていると、ひこにゃんの絵が描いてあるしおりを片手にした、ショートカットの美人が話しかけてきました。
「これ、ひこにゃんからです♪」
しおりを受け取った私は、このノリの良いお姉さんに話しかけてみました。
「ありがとうございます、今日はひこにゃんとツーショット写真が撮れるはずだったんですよね」
「残念〜っ!明日早いので、ひこにゃんは今頃もう新幹線です」
で、できるっ!良いなぁ、この人。
今、彦根城はライトアップ中で、ひこにゃん大忙しなんだよね。
「アンケートに答えると、お茶が貰えるんですよね、まだありますか?」
「ごめんなさ〜い、先ほど完売してしまったんです〜💦」
「あちらのブースにあるほうじ茶が美味しくて、いただけるなら欲しかったけど残念です」
「土山さんのお茶、有名ですからね」
な、なんだなんだ?彼女、滋賀に詳しいっ!
「あ、あの〜、滋賀県のご出身ですか?」
「私、新潟出身なんです。でも旦那が滋賀で」
「失礼ながら、旦那さまは滋賀のどちらのご出身ですか?」
「彦根です」
ガフッ、彦根男子をGETしてる…
「彦根の男性、どうですか? 」
彦根男子の妻さんは、真顔になって答えます。
「… 家のこと、何もしないかな💢」
あ、本音トーク。彦根男子だからなのか、この人の夫だからか。
「でも、裏表の無い人なんですよ〜。彦根って悪い人は居ないかな」
今年の夏、私は新潟に4泊したので、土地の人の温かさは何となくイメージが沸いてきます。
新潟の友人から「雪おろしは若者の仕事。家の手伝いは当たり前なんだよ」と教えられました。
河井継之助、山本五十六、そして半藤一利が長岡の出身。
新潟出身の彼女からしてみれば、家のことをしないパートナーに怒り浸透なのかもしれない。
彦根も雪の深い町だけど、そうか…
あとがき
彦根男子との出逢いをちょっと期待していましたが…
私がもしパートナーを決めるなら、茶で一息つくような心地良さを感じる相手が良いですね
彼女と15分ほど歓談し、色んな滋賀を教えてもらいました。
滋賀の特産品を買うならば、東京・日本橋にも滋賀県アンテナショップがあります。
私はまだ行ったことがないけれど、『とび太』やひこにゃんグッズも売られているそうです。
土山さんのほうじ茶が東京にもあるそうなので、会社員となった私は、近々買いに行ってみようと思います。
続く
読者からの情報
土山茶
土山のお茶は知名度はあまり高くないけど美味しいですよ。私はいつも土山茶を飲んでいるので、ペットボトル茶は苦手です。滋賀で有名なのは信楽の朝宮茶ですが、土山茶の方が好きという人は結構多いです。昔は永源寺の政所茶も有名でしたが、今は殆ど生産されていません。
お茶の魅力
日本のお茶の発祥は最澄が中国から持ち帰り、比叡山の麓の坂本に植えたお茶と言われており、今もそのお茶は大切に管理され収穫もされています。滋賀はお茶と深い縁がある地と言えます。出雲茶も美味しいですよ。松江は茶文化がある地ですので、山陰に行かれたら是非お求めください。彦根と雰囲気も似ています。九州の八女茶も捨てがたいですね。
土山の風景
土山インター降りて1号線走ってるとお茶畑とお茶屋が沢山有りますからね。道の駅で番茶大き目の袋やっ買います。道の駅かがみの里
逸話の神社
石田三成が茶坊主をしていたお寺は、米原市(昔は山東町)の観音寺と言うお寺で、私の生まれた家の菩提寺でした。三成が茶をたてたと言う井戸がありました。三成の生家は山一つ隔てた石田(長浜市)と言うまちですが、ここから出たので石田三成になったそうです。
長浜の秀吉
長浜に豊国神社ってのがあるね。秀吉が羽柴を名乗っていた頃に長浜に城を築いたとか。確かそんな話やったね。三成が長浜の出とは知らなかったが、そんな処から後の秀吉に器用されたのかな・・・。
鈴鹿馬子歌
土山について、鈴鹿馬子歌に次のように歌われています。
「坂は照る照る 鈴鹿は曇る あいの土山雨が降る」
東海道のなかで、箱根に次ぐ難所とされた鈴鹿峠です。鈴鹿峠は滋賀県と三重県の境目で、その滋賀県側が土山です。
大河ドラマに三成を!
滋賀県は石田三成を大河ドラマの主人公に運動してるみたいですよ😁 明智光秀もなったし、負けたら、賊軍みたいに扱われてるのが悔しいのでは、三成は見方をかえれば豊臣家と第一の忠臣ですからね😁😁😁
彦根で婚活
彦根男子狙ってた。正直で宜しい🤣🤣
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