沖縄戦の悲惨さ。
わたくしの書きたかったことは、戦争の愚かさ。
わたしのこと
壊れてしまった心
わたくしの中で、一番。
一番、愚かで、ショックなものを紹介します。
ちょっと、読んでみてください~~!!
沖縄戦 で目撃した場面 ☟ / ユージン・B・スレッジ生物学教授
マックは、細心の注意をはらって狙いを定めるや 二、三発 弾を発射した。
死体の日本兵は あお向けに倒れており、ズボンは膝のところまでずれ落ちていた。
マックが大変な慎重さでやろうとしたのは、
実に、死体のぺ●スの亀頭をぶち抜くことだったのである。
「戦争に取られた息子」
「戦で亡くなった夫」
「華々しく散った若者」
大切な人は、どんなもの に巻き込まれたのか。
マックは一見お上品で、かっこうもよかった。
だが 残酷な戦争の影響 を受けると、
自分の衝動を抑えることのできない、
あのタイプの人間のひとりであった。
ー 略 ー
この ”法令がつくったような紳士(マック)” は、
まず 日本兵の死体はないかと あたりを探し、
見つけるとその傍に立って 死体の口に放尿するのである。
沖縄の「慰霊の塔」/ 太田 昌秀
世の中には・・
喜んで、●ンコを食べる人も居ます。
歪んだ性癖、抑えきれない悪癖、
己をさらけ出すため、戦場へと赴いたのでしょうか。
沖縄って、戦争って、沖縄戦って、
グルグル頭の中で考えてみても、
どこか、現実とは程遠い場所に立っているようで・・
わたくしは、戦争を。
そして・・
沖縄戦を知って、吐き気がしました。
沖縄 平和祈念公園
さて、沖縄に来ちゃいました!
糸満市にあります、平和祈念公園 へ。
ほとんど人は居ません。
コロナの影響で、ガラーッ としていまして。
へいわ きねんこうえん?
ここは、沖縄本島の最南端。
沖縄戦・終焉の地。
終戦から、今年で 77年が経ちますけど・・
閉館中の平和祈念公園 ☝
行った時期
わたくしが沖縄へ行ったのは、9月半ば。
台風の影響で、飛行機が飛ばないかもしれないような時期。
寂しい公園に ポツンと独り、戦争史跡を巡りました。
どうぞ、皆さま。
わたくしの心の内を、お読みくださいませ。
戦争と人生
わたくし、よく墓まいりをします。
その人のかけがえのない人生を知って、ありがとうって思いながら、線香や花を手向けるんです。
平和の礎にある、たくさんの名前。
ここに名前が刻まれている人は、精一杯生きることの許されなかった人ですよね。
罪なく、犠牲になった人達ですよね。
このかけがえのない人生を、どうやったって取り戻せないですよね。
わたくし、献花しなかったんです。
心が潰れそうな気持ちになりましたけど・・
この美しすぎる慰霊碑に 献花 するよりも、
もっと違う役目が、自分にあるんじゃないかって。
慰霊碑は。慰霊碑は、
誰を慰めたくて、お金をかけて、整えたのでしょうか。
自分の身近な人の名前がキレイな石に刻まれていれば、満足するものなんですかね。
みやびと沖縄
ガマと心霊
以前の記事に書いた通り、多くの人々が亡くなった ガマ(自然洞窟) に入ろうとしたら、
グワンッグワンッグワンッグワンッグワンッグワンッ
こんな感じで、激しく動悸がして、
ワーーーーーーッ ワーーーーーーッ
どうしようもない恐怖に襲われて、入れないんですよ。
なのに、知らずには居られないんですね。
ここで、何か凄い事があったんだろうって
薄っすらとした霊感で思いましたし。
胸を指す、沖縄
時代も移り変わり、あの頃の沖縄とは違うのに・・
どうしてこんなに魅了されたのか、自分でも解らないんです。
そして、向き合えば向き合うほど、辛くて、たまらない。
わたくしには、沖縄のことを伝えるだけの勇気も、知識もなく。
一体、どんな言葉で書いたら良いのか。
怖くて、怖くて、怖くて、
本を読み、自分の頭で考えられることは何か。
・・・無い。
人の発信する文を、そのまま自分の言葉のように書いてるだけ・・
目指すところ
わたくしは、灰谷健次郎のような 優しい作家になりたいのです。
灰谷健次郎 とは
沖縄へ移住した、昭和の作家。
そう思って、灰谷健次郎の世界を覗いてみます。
しかし・・
ああ、違う・・
子どもを守る、彼の心を、文学の世界を、書ける気がしない。
沖縄を知り、沖縄に寄り添い、沖縄を包むような、
そんな人になれるのだろうか。
わたくしが、沖縄のことを考え出すと、
ロシア人作家みたいになってしまいますのでね。
それは、おいおい・・
文学の巨匠と沖縄
ちなみに、作家の司馬遼太郎 ☟
ここで凄惨な最終決戦がおこなわれ、兵も石垣も木も建造物もこなごなに砕かれた。
この戦いでは住民のほとんどが家をうしない、約十五万人の県民が死んだ。
沖縄について物を考えるとき、つねにこのことに至ると、
自分が生きていることが罪であるような物憂さが襲ってきて、
頭が白っぽくなってしまい・・
司馬遼太郎「街道をゆく6/沖縄・先島への道」
さすが、巨匠。
沖縄を、簡潔にしっかり、書いていますよね。
次「気持ちを吐露する」 ☞
沖縄と向かい合う
旅する美脚女子、歴史を巡る
わたくしは、皆さんに、旅で知った面白いエピソードを伝えたいと書いていましてね。
なるべく、構成を考えて書くようにしています。
行った場所に関する内容を初めに持ってきて、関心を持ってもらえそうな話から書き、最後をあとがきで しめ〆。
タイトルに惹かれてクリックしてくれた人に、読んでもらえる工夫をしたいので。
でも、もっと わたくしの文章 を書いても良いのではないかって気がして、今回の記事を書いています。
感情がない人の文章なんて、資料みたいですよね。
自分の持つ感情、怒りを、悲しみを、上手に伝えなければ、誰が書いても同じですよね。
わたくし、沖縄のことを書いた人の本を読んでいて、
皆さまの感情を全面に出されると、
内容が入ってこない…
読みづらい…
って、思っていたんです。
沖縄の事を書いている作家の作品の、剥き出しの怒りを受け留めることが、辛かったんです。
でも・・
人の感情の入っていない本は、読む価値のあるものなのでしょうか。
わたくしは、わたくしの書いた文章に、疑問を持ち始めました。
あとがき
今回のテーマ・摩文仁「平和祈念公園」
この時代に生まれて
身近な人の痛みすら、どこか空虚で。
想像してみますが・・結局のところ。
戦争の愚かさが、本当に分かるのか?
戦争を知り、何を考えれば良いのでしょう。
戦争というもの
戦争の話題になると。
理論・理論・理論、
怒り、怒り、怒り・・
こーんな内容ばかりですよね。
現代を生きる、わたくし達。
戦争を経験した人達、学者、世論などによって
語られることをなぞり、理解した・・
気になっているように、感じています。
沖縄は、激戦地になった・・そして、多くの民間人を犠牲にした。
激戦地となった沖縄に、多くの兵士が向かいました。
誰しもが、平和で、安心できる世の中に。
あなたの勇気と知識、そして平和への意識を高められたら、幸いです。
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