わたしのこと
東京から、滋賀の魅力を発信します💕
しが体験フェスタに潜入!
先週の日曜日。
永田町で『しが体験フェスタ』が開催されました。この辺りは、井伊家の屋敷があった場所です。なんか粋な計らいですよね♪
この日の目玉は、ひこにゃんと2ショットで写真撮影ができる!というもの。
小和田先生と彦根
しかし私の目的は、小和田哲男先生による井伊家史話を聞くこと。
聞いてきました、ご講演の内容はまた改めて書きます。
講演の序盤で、小和田先生はこのように話されました。
「先ほど、仏具店の方からタックピンをいただきまして。今度からいつもジャケットに付けておこうと思います。NHKの番組で、私がジャケットにアクセサリーをつけていたら、このピンだと思ってください」
どんなピンだろう?
あっっ、彦根城のタックピンなんだ。欲しいな…
講演が終わった後、私は小和田先生が紹介した仏具店のブースを覗いてみました。
彦根の仏具店
さて、このイベントでは滋賀県の店のブースが出店されまして。
今回、書かせていただきますのは『彦根仏具』のお話です。
正直、私の両親はまだ働いてますし…
祖母も年金生活しながら絵を書いていたり、身近に死を感じていないので、仏具にはまだピンときません。
そんな私にとっても、仏具ブースは楽しかった!
このブースを出していたのは、彦根にある『永楽屋』さん。
ここのやり手女社長さん達とお話しさせていただいたのですが、皆さん歴史がお好きなようで、彦根史を話すと返してくれるんです🔈✨
私はまだ彦根1年生(今年初めて来訪)なので、町のこともよく知らないのですが、、
彦根コミュの管理人さんや、仏具のやり手女社長から教わった話を少々。
彦根の芹川町
彦根市には、『芹川』という地名があります。
彦根駅から琵琶湖の中央に彦根城、地図では左側にこの芹川が流れています。
さて彦根はなぜ、徳川家康から重要拠点とされたのか?
それは宿場町があったのも大きな理由です。京都から中山道の高宮宿、鳥居本宿と続きます。
興味深いのは、高宮宿から彦根城下に入る彦根道は攻めづらいよう工夫されていること。
この芹川あたりに近づくと、クネクネ屈曲しています。ここを七曲がりと言い、彦根の伝統産業の仏壇店が軒を並べています。
この辺りには鎧兜を作る職人が召し抱えられていましたが、太平の世には需要が無くなり、仏壇を始めたそうです。
私に歴史の話をしてくださった後、やり手女社長は男性2人に、〇〇君もこれは知ってるかな?(七曲がり)と尋ねていました。おそらく仏具店の若手社員でしょう。
タックピンを買おうとしたら、¥3,000-弱くらいしたので、やむなく断念。
しかしその後、日本酒ブースでぐい呑み(木製のお猪口)の話を聞き、買わなかったことを後悔しました。
漆のお猪口も富鶴(愛知酒造)とコラボして開発し、こだわりの品だったのです。日本酒を少々試飲し、話を伺いました。
この『永楽屋』さん、漆塗りの素晴らしい技術をお持ちなんですね。
ピンもひとつひとつ丁寧に作られていて、小和田先生が講演で取り上げたワケと喜びを知りました。
あとがき
私は、このように職人技術と伝統を残し続けてくれる彦根の町が好きですし、彦根の誇りを持ちつつ、外部を気さくに受け入れてくれる街の人の気性も気に入っています。
水戸所縁の人間なのに彦根好き、と言う変な私も歓迎してくれますからね…
ちなみに2回目の彦根来訪で、私は天寧寺へ行きました。その話をしたら、天寧寺は地元でも知らん人多い、と笑われました。
(五百羅漢を彫った仏師が有名、仏具職人繋がりとして話してみた)
余談ですが、記事を書いたら関西の歴史友達がまた別の羅漢堂に赴き、投稿してくれて、猛烈に感動したり…
私の中では、彦根はこのように歴史の街といった思い入れもあります。
この時、私はまだ無職でしたが、『永楽屋』さんオリジナルのひこにゃんシールと匂い袋を買いました。プチプラなのに、このお得感。
『赤備え』にちなんで、赤の匂い袋にしました。
やり手女社長が彦根へまた遊びにいらっしゃい、とお名刺をくださいました。
今度彦根へ行ったら、タックピンを買いに行きたいっと思います。なんとか無事就職できましたからねっ♪
彦根旅、夢気分でした😆💕
七曲あれこれ
彦根城を語る会 投稿より転載いたします。
読者からの情報
小和田氏は、当家と同族の日下部氏なんですよね。ひこにゃんの云われの豪徳寺に行かれてみては?https://gotokuji.jp/
日下部氏の発祥は但馬だと思います。承久の乱で支配されて被官となり南北朝以降分散した同族がいたようです。戦国大名の朝倉は代表例ですね。
おはようございます。天寧寺は自分もお参りしました。
愛知川はえちと読むのだけど、愛知県の私は、最初あいちかと思った思い出があります。
滋賀のご紹介ありがとうございます😊
こんな映画があるようです。
https://oumishounin.com
こうやって滋賀の魅力をどんどん発信していただいて、本当に嬉しいです。有り難いです。滋賀って、首都圏からも移動のアクセスいいでしょ。小さな県ですが、歴史、自然、食、環境、水との関係性、信仰、神社仏閣、国宝等の遺産、琵琶湖の持つ多様性、伝統文化、老舗文化、近江商人の活躍など、様々な魅力があります。
(Facebook・Twitterにて、受付中!)
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