かっぱ寺・曹源寺
河童の手(ミイラ)がある、かっぱ寺へ
「かっぱ寺」言い伝え
合羽 川太郎 (かっぱ かわたろう、又の名を「合羽屋 喜八」) と言う 雨がっぱ商人 が居ました。
現在のかっぱ橋道具街 、江戸時代には 水堀 (「新堀川」) 。ここではたびたび洪水が発生し、人々は苦しみました。
こうした水害から住民を救うため、川太郎は私財を投じて、隅田川の河童と共に 治水工事 を行いました。
寺の場所
浅草・上野の間 ☟
この寺、「台東区のへそ」辺り ☟ 台東区の中心
【現在:江戸時代】
かっぱ橋道具街:新堀川
かっぱ橋交差点:合羽橋
かっぱ寺 ご利益
河童 を見かけると、商売繁盛!
会えると良いですね!私は会えたかって? ふふ…
本堂
さて、参拝しましょう
水の神様、龍
水害を鎮めた寺らしい、龍の絵
河童 大明神
このように、河童様が祀られています
通常、「河童のミイラ」を見せてもらえますが、今回は控えました。(※要予約)
いつか観たいぞ〜!(๑˃̵ᴗ˂̵)
見どころ
階段下・・かいだんした (怪談した)
河童さま ☟ 2体、並んで座ってます
豆知識
合羽 川太郎の墓
この寺に、お墓があります。
合羽 川太郎(合羽屋喜八)の名前
江戸時代、苗字帯刀の許されていない商人は、職業 (屋号) +名前 を名乗っていました。
合羽屋 (屋号)+喜八 (名前) =かっぱ屋+喜八
その名の通り、合羽 (かっぱ)の商い をしていました。
合羽 ☟ (レインコートのこと)
寺への参拝
どんな川?
「新堀川」の流れ
入谷田圃 (いりやたんぼ) ⇒ かっぱ橋道具街 ⇒ 鳥越川 ⇒ 隅田川
読者 情報
台東区のへそ
通る度に撮影してしまう、かっぱ寺 通り沿い「台東区のへそ」オブジェ。後ろ姿も可愛い♬
かっぱ色紙
かっぱの好物・きゅうり
「きゅうり」のオブジェ台東区立北上野児童遊園
あとがき
行ったキッカケ
「読まれるブログ」を書きたい!
タイトルの言葉を変えると、「読んでもらえるブログ」を書くには どうしたら良いか?
私はまだ、面白いブログを書ける訳ではありません。どうしたら面白い記事を書けるか、日々 研究を重ねています。
「歴史 をテーマにしたブログ」を読んでいると、多くが知識自慢に偏りがち。学術的な内容は、毎日読むには重いもの。
そう考え、私はエンタメ風に書こうと決意。歴史を扱う雑誌 をイメージして書くようにしました。
ここ最近の旅先「浅草」は、本を模倣しよう と足を運んでいるのです。
合間に貼り付けている 商品紹介、ほとんど目を通したことのある本ばかり。
「かっぱ寺」の記事を読み、自分自身ワクワクしたので、皆さんにも この気持ちを届けたい!と考え、訪れました。
浅草の伝承はたくさんあり、既に誰かが書いているものばかりですが… この時代の、この場所を、私が、書いてみる。
先人・先輩たちには到底 及びませんが、喜びや感動を伝えられたら幸いです。
概要
曹源寺 (そうがんじ)
住所:東京都台東区 松が谷3-7-2
電話:03-3841-2035
御祭神
河童大明神、出世地蔵尊、三毘沙門天
龍王のこと
八大龍王神
⑴ 難陀(なんだ)
⑵ 跋難陀(ばつなんだ)
⑶ 娑伽羅(しゃがら)
⑷ 和修吉(わしゅきつ)
⑸ 徳叉迦(とくしゃか)
⑹ 阿那婆達多(あなばだった)
⑺ 摩那斯(まなし)
⑻ 優鉢羅(うはつら)
参照
この本 ☟
交通アクセス
都バス、料金100円
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