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LGBTQ:ryuchell(りゅうちぇる)の死②

写真はそのうち差し替えます

わたしのこと

太平洋戦争に深く関心があり、沖縄戦を独自に追い続けている、東京在住の みやびと申します。

死の真相

自分らしさを大切にした、沖縄出身のタレント・りゅうちぇるの死。

私はこの死を悼むと共に、りゅうちぇるがただ単に、誹謗中傷から命を投げ出したくて死んだのではない… と考えています。

ならば、どんな理由なのか。

私は、りゅうちぇるは、激しい恋をしていたのではないか? そんな気がしてならないのです。

ペコちゃんではない、別の誰かである男性に、激しく恋をしてしまった。

恋する相手に振り向いてもらいたくて、愛されたくて、可愛くなろうとした。女になろうとした… 急いで変わろうとしてしまった。

その変化に身体が耐えきれず、心を壊し… 苦しくて頭が回らなくなり、自分の存在を消してしまうまでに至った。

恋と、ホルモン剤投与と、苦しくて悲しくて辛くて、やりきれなくて、精神が弱り病み、やがて異常をきたし…

残念で悲しいけど、感情や恋って、そうやって人を狂わせてしまうものですから、、

ホルモン剤投与が、拍車をかけた!

愛は人を強くしても、恋は人を愚かにしてしまいますからね😭😞

りゅうちぇるはきっと、ペコちゃんを嫌いになった訳ではありません。(皆、わかってるか💦)

でも、違う誰かに恋をしてしまったから… そう考えると、りゅうちぇるの行動にも納得できる気がしました。

たとえば、この記事を読んでくださっているアナタには、いきなり恋に堕ちてしまう経験ってありませんか?

私自身は、無いかなぁ😅🙄

不倫否定派ですし、恋はさせてもするもんじゃない… 自分は自分の優秀な管理者で在りたいから、恋なんて感情は邪魔なだけ。

でもね、恋したことはあります。嫌なもんです。気持ちを抑制しようとしても、コントロールできないものですから、、悲しいほどに。

恋とは、厄介な代物です。

結婚していても、子どもを授かっていても、誰かを好きになってしまったり、苦しい恋に悩まされる自分になってしまうのか、検討もつきません。

この仮説を考えてみた時、私は世間で騒がれているように「りゅうちぇる、自分勝手!」「無責任!」とは言えないなーなんて思ってしまうのです。

人と、恋。

もしも、あなたが社会で求められているような人間であり続けたなら。

もしかしたら虚無感しか残らない、彩りのないつまらない人生だったかもしれませんよ?

四角四面で、キレイなレールの上を歩いてきた人間に、感情、愚かさなどと、人の持つ脆い美しさはありませんから…

その最たる行為が、恋であると言いたい。

恋についての考え方は先に述べた通り、私には邪魔な感情ですけどね。アハ😆

苦労をしてない人間や、責任を果たせない人間を私はクズだと思ってます。キッパリ。

りゅうちぇるは、苦しみ悩み、一生懸命に自分を生き、子どもを愛し抜いた。なのになんで批判されなきゃならないんでしょうね。悲しいことです。

さて、前回の続き。

ホルモン剤投与を始めた、私の友人の話をしましょう。

友人とは、今時のLGBT、性的マイノリティの友人です。俗に言うオナベちゃんで、タケちゃんと言います。

タケちゃんは… コボちゃんみたいなダッセー髪型をしていたクセに。。。

「ホルモン剤の副作用で、禿げてしまうかもしれないんやぁ」と、いつも悩んでいました。

また別の友人にもオナべちゃんが居まして。セーヤ君と言います。

セーヤ君の周りには、色んなおなべちゃんが集まってきて、私は彼らから色んな話を聞かせてもらったものです。

タケちゃんが、セーヤ君。彼の気持ちを語ってくれた日のこと。

アイツは、自分よりももっと男になりたい、男で居たい気持ちが強い奴やから…

例えば彼は、生理がくるたびに死にたくなるのだ、と。女であることを自分の身体に思い知らされ、受け止めきれなくなるそうです。

セーヤ君と話していて、私は彼を同性だなんて思えたことなど一度もなく。。

ホルモン剤でどんどん変化してゆく身体についても、苦しさの翳りも見せず、「やっと髭が生え始めてきたぁーっ♪」なんて喜んでいました。

私には、セーヤ君がホルモン剤を投与して、ようやく取り戻せる、自分の性を早く迎え入れたがっているように見えました。

セーヤ君は、物心ついた時から男でしか無かったように感じます。女の自分が、全くゼロな人。

一方で、タケちゃんは女だった頃の自分も受け入れられているし、女である自分がゼロではなかったようにも感じます。

恋愛対象が完全に同性だっただけで、自分の性を否定したかった訳でなく… 恋をしたから。

ホルモン剤の投与でも、悩み落ち込み、さらに自死率の高さ、不安や葛藤を語ってくれていたタケちゃん。

りゅうちぇるも、男だった自分をゼロにしたかったのではなくて、恋ゆえに性を変えようとして…

決意しながらも、迷い悩み、葛藤し、新しく生まれた自分を、持て余してしまったのかもしれませんね。

死に時はいつなのか?なんて分からないけれど…

私は、りゅうちぇるの短く濃い人生を、愚かで美しいと思いました。

人の持つ感情の脆さ、不安定さが、苦しくとも人生を豊かにしてくれるのだと信じたいです。

一方で、LGBTQが『生きやすい』世の中になってしまえば、少子化に歯止めは効かない…

りゅうちぇるの死を探る話は、part3へ続けます。

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