※ 写真はそのうち差し替えます
わたしのこと
太平洋戦争に深く関心があり、沖縄戦を独自に追い続けている、東京在住の みやびと申します。
死の真相
自分らしさを大切にした、沖縄出身のタレント・りゅうちぇるの死。
私はこの死を悼むと共に、りゅうちぇるがただ単に、誹謗中傷から命を投げ出したくて死んだのではない… と考えています。
ならば、どんな理由なのか。
私は、りゅうちぇるは、激しい恋をしていたのではないか? そんな気がしてならないのです。
ペコちゃんではない、別の誰かである男性に、激しく恋をしてしまった。
恋する相手に振り向いてもらいたくて、愛されたくて、可愛くなろうとした。女になろうとした… 急いで変わろうとしてしまった。
その変化に身体が耐えきれず、心を壊し… 苦しくて頭が回らなくなり、自分の存在を消してしまうまでに至った。
恋と、ホルモン剤投与と、苦しくて悲しくて辛くて、やりきれなくて、精神が弱り病み、やがて異常をきたし…
残念で悲しいけど、感情や恋って、そうやって人を狂わせてしまうものですから、、
ホルモン剤投与が、拍車をかけた!
愛は人を強くしても、恋は人を愚かにしてしまいますからね😭😞
りゅうちぇるはきっと、ペコちゃんを嫌いになった訳ではありません。(皆、わかってるか💦)
でも、違う誰かに恋をしてしまったから… そう考えると、りゅうちぇるの行動にも納得できる気がしました。
たとえば、この記事を読んでくださっているアナタには、いきなり恋に堕ちてしまう経験ってありませんか?
私自身は、無いかなぁ😅🙄
不倫否定派ですし、恋はさせてもするもんじゃない… 自分は自分の優秀な管理者で在りたいから、恋なんて感情は邪魔なだけ。
でもね、恋したことはあります。嫌なもんです。気持ちを抑制しようとしても、コントロールできないものですから、、悲しいほどに。
恋とは、厄介な代物です。
結婚していても、子どもを授かっていても、誰かを好きになってしまったり、苦しい恋に悩まされる自分になってしまうのか、検討もつきません。
この仮説を考えてみた時、私は世間で騒がれているように「りゅうちぇる、自分勝手!」「無責任!」とは言えないなーなんて思ってしまうのです。
人と、恋。
もしも、あなたが社会で求められているような人間であり続けたなら。
もしかしたら虚無感しか残らない、彩りのないつまらない人生だったかもしれませんよ?
四角四面で、キレイなレールの上を歩いてきた人間に、感情、愚かさなどと、人の持つ脆い美しさはありませんから…
その最たる行為が、恋であると言いたい。
恋についての考え方は先に述べた通り、私には邪魔な感情ですけどね。アハ😆
苦労をしてない人間や、責任を果たせない人間を私はクズだと思ってます。キッパリ。
りゅうちぇるは、苦しみ悩み、一生懸命に自分を生き、子どもを愛し抜いた。なのになんで批判されなきゃならないんでしょうね。悲しいことです。
さて、前回の続き。
ホルモン剤投与を始めた、私の友人の話をしましょう。
友人とは、今時のLGBT、性的マイノリティの友人です。俗に言うオナベちゃんで、タケちゃんと言います。
タケちゃんは… コボちゃんみたいなダッセー髪型をしていたクセに。。。
「ホルモン剤の副作用で、禿げてしまうかもしれないんやぁ」と、いつも悩んでいました。
また別の友人にもオナべちゃんが居まして。セーヤ君と言います。
セーヤ君の周りには、色んなおなべちゃんが集まってきて、私は彼らから色んな話を聞かせてもらったものです。
タケちゃんが、セーヤ君。彼の気持ちを語ってくれた日のこと。
「アイツは、自分よりももっと男になりたい、男で居たい気持ちが強い奴やから… 」
例えば彼は、生理がくるたびに死にたくなるのだ、と。女であることを自分の身体に思い知らされ、受け止めきれなくなるそうです。
セーヤ君と話していて、私は彼を同性だなんて思えたことなど一度もなく。。
ホルモン剤でどんどん変化してゆく身体についても、苦しさの翳りも見せず、「やっと髭が生え始めてきたぁーっ♪」なんて喜んでいました。
私には、セーヤ君がホルモン剤を投与して、ようやく取り戻せる、自分の性を早く迎え入れたがっているように見えました。
セーヤ君は、物心ついた時から男でしか無かったように感じます。女の自分が、全くゼロな人。
一方で、タケちゃんは女だった頃の自分も受け入れられているし、女である自分がゼロではなかったようにも感じます。
恋愛対象が完全に同性だっただけで、自分の性を否定したかった訳でなく… 恋をしたから。
ホルモン剤の投与でも、悩み落ち込み、さらに自死率の高さ、不安や葛藤を語ってくれていたタケちゃん。
りゅうちぇるも、男だった自分をゼロにしたかったのではなくて、恋ゆえに性を変えようとして…
決意しながらも、迷い悩み、葛藤し、新しく生まれた自分を、持て余してしまったのかもしれませんね。
死に時はいつなのか?なんて分からないけれど…
私は、りゅうちぇるの短く濃い人生を、愚かで美しいと思いました。
人の持つ感情の脆さ、不安定さが、苦しくとも人生を豊かにしてくれるのだと信じたいです。
一方で、LGBTQが『生きやすい』世の中になってしまえば、少子化に歯止めは効かない…
りゅうちぇるの死を探る話は、part3へ続けます。
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