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【京都府京都市】京都を巡る① 六波羅蜜寺 / 空也上人像、南無阿弥陀仏、空也

六波羅蜜寺の素晴らしさを、書いてみたいと思う。

わたしのこと

みやび ひまり (雅 陽葵) と申します。

ブログ『旅行と歴史』の筆者です。

日本全国、旅していますっ ٩( ”ω” )

自分のこと

京都の旅、この日は歴史仲間とのオフ会だった。

就活、ひと段落

私の近況から伝えると、就職活動の身の上から、ようやく内定をもらえた。今は安堵しているけれど、この頃は何をやっても上手くゆかない大変な時期。身体的も疲れていたし、精神的にもやられていた

仕事は決まらない、お金も底をつく、保険証の申請も不備ばかりで差し戻し、そのため病院にもかかれない、一昨年立ち上げすぐ閉じた会社のこともやらなきゃならない。

ミスばかりの日々

そんなタイミングで旅を決行したせいか、制度の不便さと己の確認不足で、全国旅行支援も使えなかった。

2泊3日以上なら4万円での旅費が2万5千円になるはず、、しかし全額自己負担。そんなお金払えないよ~と、不安が頭から離れず。

京都に着いても、いつものトキメキはまるで無い。大丈夫かな‥と自分を心配していていたら案の定。2日に渡ってバスを乗り間違えるアクシデントを起こす。

(皆さまご迷惑をおかけしました💦)

歴史仲間との交流

さて、このオフ会では、関西を拠点とした仲間達が各々の持つ豊富な知識でガイドをしてくれる。

何かを聞けば、誰かがその時代に詳しくて、自分の知らない時代のことも解説で理解できる。

ツアーの中盤、楽しみにしていた『六波羅蜜寺』を訪れた。

しかし、私の状況は最悪なのである。常に金の心配がつきまとい、入場料数百円すら悩む始末。

空也について

六波羅蜜寺に入る前に、説明入れよか!

仕事柄、仏像に詳しい K さんによる説明を聞く。

六波羅蜜寺の目玉は『空也上人像(くうや しょうにんぞう)』

この『空也』なる人物は、平安中期に浄土信仰を広めた。

南無阿弥陀仏~♪ と唱えれば、誰でも死後に極楽浄土へ行けるという教えだ。

この『空也』の口から出ているものが、念仏「南無阿弥陀仏」なのである。

さらに空也の人柄についても語られた。民衆に慈悲を持って接し続けた生き方を聞く。

野ざらしになっていた人々の遺体を荼毘に伏し、薬を提供し、橋や道を造り、大仏を建立し‥

そんなの、自分に余裕のある人だからできるんでしょ!金があるから‥と、心の中で思った。

『空也』と言う名前は、自分自身に執着しないと言う意味があるそうです

見透かされてる?!私は、金や自分に執着しているのだろうか‥

空也の像の服装についても、教えてくれた。

可愛がっていた鹿の形見として、鹿皮製の衣と杖を纏っているので、像の衣服がごわついています

この像、精巧に作られているなぁ…

仲間に元気づけられる

オフ会参加者のYちゃんが、颯爽と小物を取り出し、空也のモノマネを始めた!

口から飛び出す「南・無・阿・弥・陀・仏

そもそも見た目からして空也っぽい。

空也を見ることに

ますます空也上人像を見たくなり、これからの生活に不安を持ちつつも、入場料を支払って、皆と共に見た。

実際の空也はとても神々しかった。時代を超えた仏師の力か、空也その人の持つ偉大さか、私の胸を打つ。

頭の中は乱れていても、見られる時に見て、本当に良かった。

戦国時代と、今と

昔々の人々など、私よりもっと怖い毎日を過ごしていたはず。戦乱、災害、飢餓。それでもこの『空也上人像』を見て、気持ちを取り戻したのか。

日本の歴史散策、心が洗われるようだった。

お金に振り回されない、執着しない生き方をする。

この日、この時、この場所で、私の見るべきものは『空也』だった。

あとがき

読者からの情報

年末には踊り念仏もありますよ!

こんなに沢山な仏像が見れるのにあまり混雑していないからゆっくり見れて嬉しい

不思議なお寺ですね、ちょっとこわい

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