サイトアイコン

【東京都世田谷区】豪徳寺 / 井伊直弼の墓、井伊家、徳川四天王、桜田殉難八士、世田谷

井伊直弼の墓 がある 豪徳寺(ごうとくじ) へ行って来ました。

豪徳寺へGO!

小田急電鉄「豪徳寺駅」東京メトロ千代田線で行くと乗り換えなし

※東京メトロ千代田線小田急線は「代々木上原駅」より先へ向かう路線、直通

豪徳寺駅を出て左側、豪徳寺商店街を真っすぐ

商店街を通り過ぎ、駅から10分ほど歩くと 豪徳寺 裏門

入口、別か

案内にある 山門 へ向かって歩くと・・

まだ歩くの (´;ω;`)ウッ

でかっ! ひろっ! 境内:15,000坪 

広々とした寺院を半周し、ようやく 山門

境内へ GO!

立派

では、入ってみましょう♬

境内 見取り図

山門 (下部) から

すぐ左手に 三重塔

真正面に 香炉(こうろ)、まず線香

「井伊家の墓参り・目的」次のページ ☞

井伊家の墓所

今回の目的は、墓まいり

井伊家」墓所は広々、菩提寺・特別枠

15代 彦根藩主・井伊直弼の墓 は、一番奥 (豪徳寺では13代)

井伊直弼の墓

Y字の道を 真っすぐ・真っすぐ

左側・突き当たり

井伊直弼大取・メイン・ラスボス感 すごい

井戸の「井」

だれの墓がある?

井伊家、6名の藩主が眠っています

2代:直孝 (なおたか)
6代:直恒 (なおつね)
9代:直禔 (なおよし)
10代:直英 (なおひで)
13代:直弼 (なおすけ)
14代:直憲 (なおのり)

他、正室・側室、子ら、そして彦根藩士ら が埋葬されています

井伊家とは

大老の家柄

井伊家のすごさ は、江戸幕府の最高権力者になれる身分だったこと。簡単にまとめました ☟

【大老になれる家柄】大老:老中の上に君臨する最高権力者、ただし臨時職。

井伊家 ⇒ ずっと彦根藩主(滋賀県)
⑵ 酒井家 ⇒ あちこちで藩主、後に庄内藩(山形県)
⑶ 土井家 ⇒ 主に下総古河藩主(茨城県)
⑷ 堀田家 ⇒ 主に下総佐倉藩主(千葉県)

まだある井伊家の墓所

【井伊家の墓所】全国3か所

豪徳寺(東京都世田谷区) ☜ 今回来たところ
⑵ 清涼寺(滋賀県彦根市)
⑶ 永源寺(滋賀県彦根市)

井伊直弼って?

歴史の教科書に必ず出てくる 有名人。

11代藩主・直中(なおなか)の14男として生まれ、養子に出されず彦根で暮らします

【11代藩主・井伊直中の息子たち】

3男・直亮  ⇒ 12代藩主(正妻の息子)
11男・直元 ⇒ 13代藩主候補(側室・お富の方の息子) 跡を継ぐ予定が、38歳で病死。
14男・直弼 ⇒ 直元の同母弟 (側室・お富の方の息子)

名家の息子として生まれながら、陽の目を見ないはずだった 直弼。彦根城内の 埋木舎(うもれぎのや) で ひっそりと生きていました。

ざっくり井伊直弼 年表

1815年 彦根で生まれる
1832年~ 300俵の部屋住みに
お茶・和歌・能(鼓・つづみ)を学ぶ。あだ名:茶歌(チャカ)ポン
1846年 6歳年上の同母兄・直元が死去。直弼は32歳で井伊家の跡継ぎに
1850年 彦根15代藩主に (13代とも)
1853年 黒船来航
1858年 大老に就任、14代将軍に紀州藩主・慶福公を擁立、「日米修好通商条約」を締結。そして、安政の大獄
1860年、暗殺される (桜田門外の変) 享年46歳

櫻田 殉難八士 の墓

井伊直弼 暗殺の日、命をかけて藩主を守ろうとした家臣たちの墓

殿(井伊直弼)の後ろに控えてる感 ☟

桜田門外の変

桜田門外の変は大きく日本を変えた歴史のひとつです。「安政の大獄で酷い目に合った水戸藩」の家臣が、大老・井伊直弼を暗殺してしまう事件なのですが・・

水戸浪士 VS 彦根藩士 ⇒ 徳川御三家・水戸藩 VS 譜代大名筆頭・彦根藩

江戸時代の大きな藩がぶつかり合う、幕末ビックリ大事件!! Σ( ̄□ ̄|||)

【櫻田 殉難八士】桜田門外の変で亡くなった 彦根藩士 ※諸説あり

河西 忠左衛門 ⇒ 井伊家の剣豪・二刀流、現場で死亡
永田 太郎兵衛 ⇒ 井伊家の剣豪・二刀流(キャラかぶる)、現場で死亡
加田 九郎太 ⇒ 斎藤監物(水戸浪士)と切り合い、現場で死亡
小河原 秀之丞 ⇒ 有村治左衛門を切るも返り討ちに遭い、腕を切られ眼球が飛び出る
越石 源次郎
岩崎 徳之進
沢村 車六 ⇒ 森五六郎(水戸浪士)によって、真っ先に切られた人①
日下部 三郎右衛門 ⇒ 森五六郎(水戸浪士)によって、真っ先に切られた人②

あとがき

「咲きかけて 猛き心の 一房は 散りての後ぞ 世に匂ひける」 井伊 直弼

井伊直弼と共に、家臣へも、墓参りしたかったのです ☟

まだまだ、桜田門外の変 関連記事は続きます。どうぞお付き合いくださいませ!

【オススメ書籍】

漫画:みなもと太郎・著

小説:浅田次郎・著 (その映画版☟)

関連記事

モバイルバージョンを終了